失業保険の受給について

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今回は失業保険の受給について調べてみました。

私は3月に退職することになってますので、手当がいつからいつまで、どのくらい、どうすればもらえるのか自分を例に確認しましたので参考にしていただければと思います!

失業保険とは

まずは失業保険について確認しておきましょう。

失業保険とは、失業状態の人が安定した生活を送りながら就職活動が進められるように、雇用保険から給付されるお金のことで、正式名称は「雇用保険の基本手当」です。

通称として「失業保険」と呼ばれることが多いです。

失業保険の給付対象者

自己都合退職者と会社都合退職者で変わってきます。

基本的には以下の通りです。

【自己都合の場合】
 離職前2年間に被保険者期間が12か月以上あること

【会社都合等の場合】
 離職前1年間に被保険者期間が通算して6か月以上

失業保険の待期期間と給付制限

基本手当を受け取るにはハローワークに離職票を提出し、求職の申し込みをします。

求職の申し込みを行った日から7日間は待期期間があります。

また、自己都合退職の場合には、この待期期間に加えて2ヶ月の給付制限があります。

つまり自己都合退職者は2ヶ月と7日の待ち期間があるわけです!

失業保険の給付日数

ここでは失業保険の給付日数を確認します。条件によって変わってくるので間違えないよう注意しましょう!

【自己都合の場合の給付日数】
被保険者期間が10年未満      :90日
被保険者期間が10年以上、20年未満:120日
被保険者期間が20年以上      :150日

【会社都合の場合の給付日数】
会社都合の場合は条件が複雑なので、以下リンク先にあるハローワークの表をご確認ください。

ハローワークインターネットサービス – 基本手当の所定給付日数 (mhlw.go.jp)

失業保険の基本手当給付額

最後に実際の給付額を計算してみましょう!

実際に私の場合を例として記載しますので参考にしていただければと思います!

賃金日額の算出

まずは賃金日額を算出します。

賃金日額とは、退職前に受け取っていた1日当たりの平均賃金のことです。

計算方法としては「退職前6ヶ月の賃金合計÷180」です。

【たつなりの例】
2023/7 :\254,878
2023/8 :\265,140
2023/9 :\245,942
2023/10:\244,872
2023/11:\268,759
2023/12:\279,878
計   :\1,559,469

\1,559,469÷180日=\8,663

賃金日額:\8,663 と求めることができます。

基本手当日額の算出

次に基本手当日額を算出します。

基本手当日額とは、失業保険の1日当たりの金額のことです。

計算方法は条件により複雑なので以下の厚生労働省が出している表をご確認ください!

Microsoft Word – 〈HP掲載用資料〉計算式(R5) (mhlw.go.jp)

私の場合は「30歳以上45歳未満」、賃金日額が\8,663なので「賃金日額 5,110円以上12,580円以下」の欄から計算します。

y=0.8w-0.3{(w-5110)/(12580-5110)}w

wは賃金日額のことなので\8,663を代入すると

y=0.8*8663-0.3{(8663-5110)/(12580-5110)}8663
=5594

ということで、基本手当日額:¥5,694と出ました!

基本手当の総額

基本手当日額が¥5,694と出ました。

この額に給付日数を掛ければ総額となります。私の場合90日ですので

\5,694×90日=\512,484となります!

1ヵ月あたりは\170,828です!

まとめ

今回は私を例にしてみましたがわかりやすかったでしょうか?

仕事せずにこの額貰えるのは、かなりありがたいなと感じました!

また、以下の自動計算サイトでも試してみましたが、同じ計算結果が出ますので試してみてください!

失業保険(失業給付額)を自動計算する (hwiroha.com)

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